サッカーワールドカップ、日テレの相変わらずの「資料読み実況」に不評の声

6月17日、日本テレビで2010FIFAワールドカップ「グループB/ギリシャ×ナイジェリア」の試合が放送された。
中継解説は元日本代表の城彰二、中継実況は鈴木健というキャスティングであった。

日テレのサッカー中継といえば、トヨタカップ(現クラブワールドカップ)、冬の全国高等学校サッカー選手権大会でおなじみであるが、共通して「資料読み実況」と揶揄されている。

事前情報、選手に纏わるエピソード、チームや国に関する情報、大会の記録など、サッカーに興味のない人でもその試合を楽しめるように随所に豆知識が盛り込まれる。
そういった資料が上手に組み込まれるならば非常に魅力的な実況になるのだろうが、日テレの場合、試合の流れを実況することよりも資料に書いてある情報を紹介することに躍起になっており、それが資料読み実況と揶揄される所以である。

またそういった資料情報を執拗に繰り返すため、視聴者は食傷気味になり、試合を楽しむために補強される情報が「どうでもいい情報」に成り下がってしまう。

また、選手や記録に纏わるエピソードも「美談」や「感動話」に仕立て上げようとする傾向が強く視聴者に対する「感動の押し付け」として不興を買っている。

実況アナウンサーの鈴木健はこの資料読み実況の代名詞的存在であり、昨日の試合でも「19歳のハルナ」(ナイジェリアの若い選手)「ギリシャの初ゴール」「ギリシャの初勝利」「今大会初の逆転勝ち」と同じ言葉を連呼していた。

またお国柄によるサッカーのプレイスタイルの違いに言及した際には、
(鈴木)「ギリシャは堅守速攻ですが、日本はカメルーン戦で見せた”我慢”ですよね。城さん。」
(城)「そうですね。日本は連携、連動性や助け合いというところに特徴がありますね。」
(鈴木)「まさに我慢ですね。」
と全くかみ合わない。

また資料にこだわるあまり滑稽だったのが、「人口1100万人の小国ギリシャが1億5千万人の大国ナイジェリアに勝利を収めようとしています!」というコメントである。

サッカーにおいてジャイアントキリングは「サッカー大国を倒す」ことを意味し、大国は人口大国や経済大国をさすものではない。
日本対オランダ戦に置き換えれば、『人口1600万人の小国オランダが1億3千万人の大国日本に勝利を収めようとしています。』という話になってしまう。

インターネット掲示板の実況スレッド等では失笑を買っていた。
 
 
鈴木健アナのプロフィール動画
 
 
今後の日テレのワールドカップ放送予定

010/06/20 20:10~22:39 日本テレビ
2010FIFAワールドカップ 「グループF/スロバキア×パラグアイ」

2010/06/24 27:00~29:40 日本テレビ
2010FIFAワールドカップ 「日本×デンマーク」

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