知っているようで知らない、ホールディングスについて

12/8の池上彰の学べるニュースでは、知っていそうで知らない「ホールディングス」の意味について取り上げられた。

街頭アンケートでも、「聞いたことはあるが、意味までは・・」という人がやはり多かった。
また、意味を答えられても自信のある人は少なかった。

最近、〇〇ホールディングスという言葉をよく聞くが、ホールディングス(Holding Company)とは、持株会社という意味がある。
この持株会社の仕事の内容は、株を持っている会社の長期的な経営方針を考えること。
持株会社の社名に必ず「ホールディングス」を付けるという決まりがあるわけではないが、 持株会社の社名は「~ホールディングス」となっていることが多い。

持株会社は戦後は独禁法によって禁止されていたが、97年に解禁された企業経営の新しい仕組みである。
戦前は財閥と呼ばれていた。
財閥とは、家族または同族によって出資された親会社(持株会社)が中核となり、それが支配している諸企業(子会社)に多種の産業を経営させている企業集団であって、大規模な子会社はそれぞれの産業部門において寡占的地位を占めていること。
または、「中心的産業の複数部門における寡占企業を傘下に有する家族を頂点とした多角的事業形態」である。

戦前には、三菱・住友・三井・安田などの四大財閥があり、日本経済を独占していた。。
これらは、1945年の日本の降伏の後に、市場競争の確保のためにアメリカによって分散させられた(財閥解体)。
そして二度と財閥が生まれないようにするため、1947年(昭和22年)に第9条 持株会社の設立を禁止(独占禁止法)ができた。

持株会社が禁止になった後、日本経済は発展し、国際化が進んだ。
しかしその中で、持株会社の必要性が高まってきた。
国際競争力を持っていく上で、持株会社がいくつかの会社を持ち大きなグループになれば、国際競争力がつくのでは?という声があがった。
その為、1997年に持株会社が解禁され、自由競争が妨げられなければ設立可能になったのである。

-持株会社と親会社の違いは?
自動車を作る会社を例にして考えると、親会社は車体会社と部品会社に作らせたものを組み立てて完成させ、販売会社で販売させる。
この場合、親会社は事業しているので、事業持株会社という。
これが、親会社と子会社の関係である。

持ち株会社は、組織再編の為に作られることが多いが、別の会社が協力し合う時にもホールディングスは登場する。
一例として2008年に、経営統合により三越伊勢丹ホールディングスが誕生した。
ホールディングスを作ることにより、別会社のまま経営統合することができた。
仕入れルートを一本化にしたり、色んな所で合理化してコストを下げられる。

ホールディングスで一緒になって、色々考えていこうということが出来るため、非常に増えてきているようだ。
また、不景気で多くの会社が効率化を進めているため、今後もホールディングスは増えるかもしれない。

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